号数による給湯能力の差

風呂釜の給湯能力号数で表示されています。
この号数が意味している数字は、水温+25度のお湯を1分間に何リットル出せるかというもの。具体例で言えば、水温が15度の時に40度のお湯を1分間で20リットル出すことができるのが20号ということです。

ただし、外気温によってお湯の量は変わってくるので注意してください。
冬場は当然水が冷たいぶん沸かすパワーが必要になるため、お湯の出る量が少なくなります。

ちなみに、このお湯の量は計算式で求めることができます。
毎分出湯量=(号数×25)/(湯温-水温)

この式に当てはめて夏と冬のお湯の量を比較すると、たとえば40度のお湯をどれだけ出せるかを考えた場合はこうなります。

<夏場で水温が20度の場合>
20号 (20×25)/(40-20)=25リットル
24号 (24×25)/(40-20)=30リットル

<冬場で水温が5度の場合>
20号 (20×25)/(40-5)=約14.3リットル
24号 (24×25)/(40-5)=約17.1リットル

こうして見ると夏と冬では、かなり違うのがよく分かりますね。
古い製品だと冬のガス代がとんでもないことになるのも当たり前。
また、配管や給水圧力などによっても違いが出てくるので、必ずしもこの数値通りの湯量が出るとは限らないのですが、目安にはなると思います。

必要な給湯能力を知る

自宅で必要な給湯能力は、使用する人数でおおよそのところを判断できます。

たとえば4人家族の場合、最大値を考えるとシャワーとキッチンと洗面所を同時に使用した場合には約31号の湯量が必要。
でも実際には3ヶ所同時に使うということはあまりないので、シャワーの分約17.8号(勢いよく出している状態)とキッチンの分約4.8号を想定すれば十分に間に合います。

つまり24号なら冬場でもシャワーが快適に使え、追い炊きも可能と考えられるということです。

2人家族の場合、24号ほどは必要なくても16号だと少し物足りなさがあるかもしれません。
シャワー約13.3号(通常使用状態)とキッチン約4.8号と考えれば、20号なら余裕を持って使うことができます。あまりシャワーを使わない家庭であれば16号でも足りるでしょう。