お湯に混じる白いモノの正体

風呂に浮かぶ白茶けた物体。
てっきり湯の花でも入れたのかと思いきや、誰もそんなものは入れてない。じゃあこれは…?
その正体は十中八九、「湯垢」です。

水道水中のミネラル分や、人体の皮脂や垢などが固まったもので、大腸菌レジオネラ菌などの細菌の繁殖場所にもなります。
つまり、コレが浮いているようなお湯は相当汚い。せっかく体を洗っても台無し、気持ち悪くてゆっくり寛ぐこともできません。

しかも湯垢は熱効率も悪くし、故障の原因にもなりかねない厄介もの。定期的に掃除をして湯垢を排除することは、機能上も精神衛生上も必要不可欠なんです。

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1つ穴と2つ穴で違う掃除法

湯垢が特にたまりやすいのは、浴槽に穴が2つあるバランス釜
というのも、このタイプは浴槽の水を自然に循環させながら温めるという自然循環方式だからです。
水抜きをしたり、穴にホースで水を勢いよく流し込んで湯垢を出したりといった予防策を日頃から行ってできるだけたまらないようにし、月に数回ほど定期的に掃除をするよう心がける必要があります。

掃除の仕方は、市販の2つ穴用洗浄剤を使うのが簡単ですが、こういう方法も使えます。
【2つ穴のお掃除方法】
(1)まず下の穴を塞ぐ。
(2)次に上の穴から酸素系漂白剤を投入。
(3)さらにお湯を注いで1時間くらい放置。
(4)下の穴を塞いでいたものを取り、両方の穴から勢いよく水で洗い流す。

【1つ穴のお掃除方法】
1つ穴の場合は、同じ酸素系漂白剤でも残り湯を利用して掃除を行う。
(1)穴から5cm程度上まで水量を調節。
(2)酸素系漂白剤を投入して溶かす。
(3)湯を沸かして漂白剤を循環させる。
(4)40度程度まで沸いたら2~3時間放置。
(5)さらに少し追い炊きをして循環させてから水を抜く。
(6)穴から水を勢いよくあてて洗い流す。

もちろん市販の洗浄剤を使用する場合は、使用方法に従って行えばOKです。
ちなみに入浴剤を使った場合、ものによっては汚れや釜を傷める原因になるものもあります。入浴剤にも注意書きがあるので、お湯に入れる前に読んでおきましょう。